●キレイ
話をしにやってきたもちやかたの女将が、
風で捲れた池のスイレンの葉の裏を見て
「キレイ!」と言った。
とっても素直な清々しい言葉に感じた。
この時、スイレンはもちろん、彼女にも新しい風が吹いたのだろう。
ほとんどの人はスイレンの葉の裏の色など知らない。
僕には情報や知識ではないこれこそが新鮮な経験だと思う。
世界は腐った情報でできているわけではなく、
実は生の新鮮なキレイさで溢れているのだ。
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