2020年12月31日木曜日

[7308] パワフル

 ●パワフル

 世間の寺では空間が広いので音楽やアートやいろんなイベントをやっている。『薬猫神様』を展示している長野県にあるお寺、『瑠璃寺』。そこには国際中医師さんがいて、漢方の勉強会や薬膳料理の教室開いたり、いろんなことをやっている。

 そこで中医師さんに、今年の夏、自分の誕生日に吐き気がしておかしくなったことを話した。そしたら、なんか素晴らしいワシ用のスペシャルブレンド漢方を特別に調合してくれた。それが効いたのか、雪掻きが全然難儀でない。三十年ぐらい若返ったようだ。スーパーわじんになったようです。



2020年12月30日水曜日

[7307] キジ

 ●キジ

写真は猛吹雪の中のオスのキジ二羽です。

雪降ってから庭に鳥がよくやってくる。

スズメ、シメ、カケス、ヒヨドリ、

キジ、ジョウビタキ、モズ、

ホオジロ、ハクセキレイ

小さい鳥は軒下の地面に落ちている

草の種やSSがやる餌を啄む。

ヒヨドリはツタの実を、

カケスはサンシュユ、

キジは柿。

それぞれ啄むものが決まっているようだ。

でもそう頑固に

「オレはこれしか食わない」

と決めているわけでなく、

時々それ以外も食う。

その柔軟性があるところがいい。

アリクイはアリしか食わないわけではない。

肉しか食わない人間がいるらしいけど、

ガソリンしか食わない機械じゃあるまいし、

堅物だね。



2020年12月29日火曜日

[7306] 反対

 ●反対

煙突は家の屋根から高いところにあって

空気を吸い上げる仕組みになっている。

うちの薪ストーブの煙突は

家が猫でその耳になっている。

猫の耳は低いので、

最初、ファンを回して

空気を吸い上げてやらねばならない。

写真の壁についた左の丸いのが

ファンの風量を調節するもの。

日本製ではない。

一番左に回せばスイッチが切れ、

右に回せばスイッチが入り、

どんどん回して風量を調節する。

多分一般的な日本人なら

一番右端に回せば風量が最大だと思うだろう。

ところがこれは右に回せば回すほど風量が弱くなるんだ。

だからスイッチ入れた瞬間に最大なんだ。

面白いよね。

反対のような気がするんだけど、

向こうではこれが使いやすいのかも。

ノコギリも日本は引いて切るけど欧米は押して切る。

どっちが良いとかではなく、

物事には必ず反対があるってことだね。




2020年12月28日月曜日

[7305] お陰

 ●お陰

陽も陰も大事である。

しかし陰の重要性はイマイチ伝わっていない。

陰とは、

『私』が爽快に呼吸できるのは

『私』に心地よい酸素をくれる植物のお陰である。

『私』が明るく楽しく過ごせるのは

『私』以外のあらゆるもののお陰である。

だから『お陰様』と

陰に『お』と『様』までついているのだ。



2020年12月27日日曜日

[7304] 循環

 ●循環

人間の思考の根幹的な間違いは

自然から人間を分離して、

環境は勝手に循環システムがあるから、

浄化するだろうと考え

自らは支配者で

自然環境を他人事のように思っている。

だから放射能の空気が彷徨っているし

温室温暖で息もできず

大雨洪水タイフーン

海の生物がゴミに絡まる。

このような循環の一端が還ってくる。

循環の『わ』がバラバラのように思う。

自然から搾取するだけしておいて

それも破壊しておきながら、

まだ自然に甘えようとている。

親に反抗して親に甘えるようなものだ。

またはこの破壊されつつある

自然環境循環を

未来の子らが科学的に

解決してくれると思い込んでいる。

これは子や未来に甘えている。

親の金を使い放題使って、

欲のまま子供作って、

今度はその子供を働かせて

自分らはのうのうと暮らすようなものだ。

これも循環が滞っている。

このような利己的な思考は

自立心や独立心にかけるものだ。

自然から独立して

人間の住む空間を

宇宙にも作るつもりであるのなら

やはり自立独立心は必要だろう。

進化上、

生命は海が腐って陸に出たわけではなく、

海があっての陸上生活だ。

自然が狂って文明築いたわけでなく、

豊かな自然があっての文明だ。

SF映画のように

青い地球が茶色くなって

宇宙に出るわけではなく、

青い地球があっての宇宙だと思う。


2020年12月26日土曜日

[7303] 通販生活

 ●通販生活

今回は『四つ目猫』です。

招いている進行形ですね。

中にも違う猫が出てますので、

見てください。

よろしくです。



2020年12月25日金曜日

[7302] 環境浄化

 ●環境浄化

庭木の折れた枝を剪定する。

河べりの大きなクルミの枝も折れている。

クルミの木をよく見ると

昔に折れた枯れ枝からキノコが生えている。

キノコは動植物を水と土に還す。

ふと、ワシにキノコが生えることを想像した。

そうすればワシも土と水に還元される。

そう思うと少し気が楽になった。

なぜだろう?

そこで思った。

例えば

うんこをすると気分がスッキリするのは

身体の中からいらない排泄物を出したからではなく

大きな円環である物質循環システムの

環境浄化の一役を担った。

つまり身の回りの環境の役に立ったのだ。

ならば人の幸せとは

環境の役に立つことをすることだと思う。


2020年12月24日木曜日

[7301] 被害

 ●被害

あの大雪で猫逃亡防止柵は壊れた。

春までこのままにして、

猫は外出禁止にしようと思ったが

タヌキやらテンやらハクビシンなどが

簡単に入ってこれる。

クマなどが入ってきたら大変だ。

まあ、こんな網の柵などクマにとっちゃぁ

無いも同然だけど。

だからキジがいたんだ!

綺麗に柵外から庭横切った足跡がついていた。

柵の直しにほぼ1日つぶした。

それと庭木のモミジ、サクラ、クヌギ、

ハナモモ、ヒメシャラ、スズランノキが

乗っかってきた雪の重みで太い枝が折れてた。

来年は庭の風景も変わるね。



2020年12月23日水曜日

[7300] キジ

 ●キジ

庭にキジ。

雪で庭には猫がいない。

余裕綽綽。



2020年12月22日火曜日

[7299] 長生き

 ●長生き

今日は見事な青空。

疲れを癒しに温泉へ。

春・夏・秋、家を見に来た人、

何人もが庭を見て

「これじゃあ、長生きするね」と言う。

山と川が目の前にあり草木に囲まれ

居心地のいい風景をしているからだろう。

ちなみに冬に緑はないが、

知っての通り雪掻きエクササイズがある。

しかしほんとに長生きするんだろうか? 

もしかして若い時、

ワシなどは

あのまま都会に住んでいたら、

安定のために競い

抑圧と葛藤に苛まれ

我欲に逃避し

青空をゆっくり見ることもなく

もうすでに死んでいた。

今が長生きの結果なのかもしれない。



2020年12月21日月曜日

[7298] 雪

 ●雪

雪は写真のように

うねる粘性を持っている。

ワシの建築は

『家庭』の文字のとおり

家と庭は一体化している。

設計では最初に池を決め

池を中心に建物と植物を配置した。

家の内と外をうまく繋いだつもりだ。

ならば冬は

雪を遮るのではなく

雪を上手く取り入れた

新しい建築設計であるべきだ。

そこまで考えていなかったが、

そう思ってみると

実に面白い建築ではないか!

そこで雪国建築家に提案。

これからの雪国建築は

雪を避けるにあらず

雪の性質を利用して

雪を取り入れたデザインも有り。

まあ庭もないような

開放されない家ばかりだから

雪利用だなんてとんでもないかもしれない。

でもせっかくの雪国

建築でなくとも他でだって

雪は利用できると思うね。

ところで

この写真の雪、

落ちるまでハラハラドキドキだった。

すごい映画ひとつ見るぐらいの

緊張感はあった。



2020年12月20日日曜日

[7297] 消極性

 ●消極性

朝食をしながら

隣の屋根の雪下ろしを見る。

ダンプとスコップを交互に使い

とてもゆっくり焦らず確実にこなす。

もう何十年もやっているから

コツを知っているのだろう。

雪国の住民にとって

雪掻きは冬の仕事である。

冬のエクササイズである。

雪掻きハイなる精神の解放である。

全ての境界が真白き雪で覆われ

無分別な世界観を諭す瞑想である。

社会は経済を目的とし

分別分断し競争を急き立てる。

積極性とは社会が推奨する

馬の鼻先のニンジンが金だ。

村の発展のために

地元産業云々言うけど

この屋根の上に

生産性は微塵もない。

雪掻きこそ生産性を

超越したところに在る

雪国ならではの奥の深い創造なのだ。

ある極みを見た感じがした。

このおじさんのマラソンランナーのような

雪掻きスタイルを

この消極性を

身に付けようと思う。



2020年12月19日土曜日

[7296] 雪掻きハイ

 ●雪掻きハイ

ワシの雪掻きは

作品制作と同じで

サッサとやらないとダメだ。

だからゼイゼイ、ハーハーする。

しかし面白いのは

ヘトヘトを超えたあたり

もうダメだと認めたときだろうか

乱れたリズムが苦と共に

身体からスーッと離れるような感覚を味わう。

自分がここにいなくなったような

ステージが一段上がったような

雪景色が美しく

呼吸が整い空気がうまくなる。

これは一体なんだろう? 

もう一回これを味わいたくなる。

現実を形作っていた既成の概念が

ある境界を越えると無意味になるのだろう。

これは『雪掻きハイ』だ。

これは癖になる。

体の痛みや疲れを消すべく

ぐっすり寝て

明日も雪掻きしたくなる。

欲とは言えない欲である。

自然はそこまで無慈悲ではない。

なぜなら自然と人は

分離しているわけではない。



2020年12月18日金曜日

[7295] パーゴラ

 ●パーゴラ

このツタの絡まる美しい

我が名作のパーゴラが

降り積もった雪の重さで

真ん中が少し沈んだ。

支えの柱が壊れたのだ。

ぐしゃっと潰れたら危険だし

もったいない。

全部ツタになるのに

制作期間三年だからね。

そこで周りからこの雪を下ろした。

雪囲いは無しにした

金木犀が折れた。

急遽雪囲いをした。

薪棚が大雪で潰れそう

などなど

雪掻き三昧。

大汗かいて

身体ヘトヘト

ぼーっとなって

ダウン

心臓バクバク

脳内空っぽ。

ふと絵のアイデアがでた。

地獄に仏。

絵を描こう!




2020年12月17日木曜日

[7294] 煙突

 ●煙突

薪ストーブに火を入れてから、

ふと、気になることが過った。

外に出て屋根の煙突を見た。

まさかと思ったが

雪で薪ストーブの煙突が埋もれていた。

すぐに火を消した。

このまま火をつけていたらどうなったのだろう?

逃げ場のない煙が家に充満して

とんでもないことに‥

または煙突から出る温度で雪に穴が空いて

そこから煙が出て安心。

とにかく上って雪を退けることに。

柔らかい雪なので、

落ちたら埋まって動けない。

そこへ屋根から雪が落ちて

上に蓋され

出ることができない。

それ! 死ぬし。

そこで命綱をして

煙突を雪から救った。

自分の命を救ったような達成感だった。



2020年12月16日水曜日

[7293] 雪よ

 ●雪よ

昨日の雪掻きで膝と腰が痛い。

今日は昨日と同じ大雪の予報だったが、

日差しが出て、

雪はそれほど降らなかった。

一安心である。

雪よ、程々にお願いします。


2020年12月15日火曜日

[7292] 大雪

 ●大雪

一晩でこれほど降ったのは

初めてじゃないかしら。

とても軽い雪で

長靴がズボズボめり込んで

庭を横切ようとすれば

胸まで雪があるプールを歩いている感じ。

なかなか前に進まない。

それだけでヘトヘトになる。

雪かきがしにくい。

写真は郵便ポストです。



2020年12月14日月曜日

[7291] 冒険者

 ●冒険者

行方不明の爺さんが

この村から30キロも離れた果樹園で発見された。

一週間、命は助からなかった。

ところで認知症の方は行くべき目的があり、

驚くほどの距離を歩くと聞いた。

もはやこれは徘徊などというものではなく

冒険だと思った。

徘徊などの名称ではなく、

周りに心配をかける冒険者である。

もう社会生活で必要な余計なことは忘れ捨て去り、

そろそろ本当の世界を冒険したい。

やり残した大きな冒険をしたい。

昔行ったことのある場所にもう一度行きたい。

その美しかった風景をもう一度見たい。

ずっとやりたかったことを最後にしたい。

人生に最後の自由を与えたい。

精神を解放させてあげたい。

どこまでも新鮮な風景を追って歩きたい。

見たこともないような山があるから登りたい。

体の中に流れている水が、

地球から湧き出たばかりの

新鮮な湧き水に

呼ばれているのかもしれない。 



2020年12月13日日曜日

[7290] 祈祷

 ●祈祷

昼ちょっと前、

隣の公園の駐車場に車が数台やってきて、

いきなり真っ白いテントを二つ。

テーブルを準備して白い布をかける。

祭壇のようなものを作り、

花を生け、

尼さんが三人やってきた。

何、何、何が始まるの? 

行方不明のお爺さんの帰還祈祷? 

イベント?アート?

こういう厳かで

わからないものって不思議だ。

興味が湧く。

近所のおじさんに聞いてみたら

コロナ退散祈祷だった。

一時間ほどで、

何もなかったように

跡形もなく消えた。

コロナの禍も

このように消えて欲しい。



2020年12月12日土曜日

[7289] 行方不明

 ●行方不明

 朝飯食ってたら、玄関先の庭をお婆ちゃんが歩いてきて家の裏に回っていった。裏は崖だから行き止まり。うちの隣の公園のトイレが冬は使用禁止だから、どっかに隠れてトイレするつもりなのか。少ししたら隣のさくらんぼ畑をキョロキョロうろうろしている。迷子になって徘徊しているのかもしれない。気になったSSがお婆ちゃんのところに向かった。そしてしばらくして帰ってきた。

 なんと、一週間ほど前の朝、認知症になっている親戚のお爺ちゃん(76歳)が、散歩に出かけたまま行方不明、親戚一同で村を隈無く探しているとのこと。

 他所でこういう話を聞いても、それほど感情移入はしない。でも目の前に腰の曲がったお婆ちゃんがいて、一生懸命お爺ちゃんを探している姿を見ていると、お婆ちゃんから、そのお爺ちゃんとのいろんな思い出がもはや終えようとしている不安がワシに伝わってきてとても切なくなった。



2020年12月11日金曜日

[7288] 手動薪割り機

 ●手動薪割り機

来週は寒波が来て

雪になる予報だ。

そこで残りの冬支度完了。

あとは薪割り。

斧で割れない強情で大きな丸太は

助っ人SSの手動薪割り機で。

それほど力を使わずに

やや時間はかかるが

確実に割るすごい機械だ。

おかげでずいぶん捗った。

薪棚一つがいっぱいになり

次の三つ目の薪棚の埋めに入る。



2020年12月10日木曜日

[7287] 傾いた人

 ●傾いた人

歯科医院で治療が終わり

待合室で待っていたら、

左の席一個弱離れたところに

おじさんが座った。

ソーシャルディスタンスなこの頃、

少し近い感じがした。

ワシの右側の人がいなくなったので、

右に少し移動すれば

いい感じの距離になるのだが、

今更席移動も面倒臭い。

そしたらおじさんが咳をした。

げっ! 

あからさまに避けて

右に移動するのも嫌味ったらしい。

そこで少しずつ上半身を右に傾けた。

斜め40度ほど傾いた。

どう見てもおかしい姿勢だけど、

おじさんには、

この人は斜めに傾いた人だなと思わせたのだ。

これで距離は保てたし、

おじさんに気を遣わせることもない。

もうすぐ倒れそうになったときに、

自分の名前が呼ばれ立ち上がり、

一安心。



2020年12月9日水曜日

[7286] 解脱

 ●解脱

 歯医者さんから「薪割りは噛み締めて歯を痛めるので止めたら」と言われた。しかし体力がなくらない限りやり続けていきたい。今日はマウスピースを嵌めてやった。玉切りも終え、薪割り。けっこういい。

 なぜ薪割りをやるのかを考えてみた。

 僕らの生活はほぼ全部お金を中心に回っている。暖を取るには電気や灯油が必要で、それらはお金で買っている。簡単に言えば仕事はお金を稼ぐため、必要なものはお金で買う。お金が流れを分断している。いい意味ではお金が流れを繋げている。しかしこの頃の人々の思考は、一生お金に縛られ、お金の牢の中にいるようなものである。この牢の中ではお金がルールでお金が一番だから、お金のために人はなんでもする。心配をする。戦争をする。良心まで売る。

 薪割りしていて思う。伐採した木をもらい、自分で玉切りし薪割りをし薪棚で一年以上乾燥させる。そして一年以上前の乾燥した薪で暖をとる。この一連の流れはバラバラなものではなく、年月をかけて繋がっている。暖を取るだけでなく開放感や達成感や爽快感などもある。この流れに売買はなくお金は一切関わっていない。

 薪割りでなくても、畑をするとかでもなんでもいい。このお金社会という輪廻の牢から、少しでも生活や精神の一部が解脱していることが必要なのではと思う。



2020年12月8日火曜日

[7285] ウシ展

 ●ウシ展

丸太の玉切りを半分ほど終えた。

ウシ面白い!

調子良し。

「福を呼ぶ、創作招き猫&福丑」展

【会 場】横浜髙島屋 7階 クリエイティブ工房(ミキモトインターナショナル前)

20201216日(水)~22日(火) 最終日は午後5時まで



2020年12月7日月曜日

[7284] パラダイス

 ●パラダイス

昨日はぎっくり腰。

湿布し、パカパカ運動し、サポーター

これまでの経験から知った応急処置を施した。

ついでに腹巻して寝た。

今朝

あれ? 

腰、痛くない!

歯も痛くない。

痛いところがない!

生まれ変わったのかも。

そういや昨日

玉切り汗かいた後

美味しいからともらったパラダイス酵母

それが発酵し過ぎて

アルコールになったリンゴジュースを

しそジュースで割ったモノを

ぐびぐび飲んだ。

数時間後

とんでもないくらい

すごくゲリった。

全部、『私』まで流れ出て行った感じ。

もう昨日までの『私』ではないと思う。

私はどこ?

私は誰?

そう、これがパラダイス!



2020年12月6日日曜日

[7283] ぎっくり腰

 ●ぎっくり腰

ユキヤナギに絡まっている

つる性雑草を取っていて

ぎっくり腰してしまった。

楽しみだった昨日運んだ

丸太の玉切りも

腰が痛くて

イマイチだった。

まったく。

しかし毎度、

何かしらの小さい怪我をする。

ワシってかなり慎重なタイプなんだけどな‥



2020年12月5日土曜日

[7282] 材木運ぶ

 ●木材運ぶ

考え込んでしまい、

答えが出なく、

どうしようもなくなったら、

答えなど求めず汗をかこう

無駄な時間を過ごすように、

何か感動的なことなど期待せず、

ただただ汗をかこう。

ハアハア息は荒れ、疲れ、

頭はからになり、風が心地よく、

水がうまい、空気もうまい。

今、考え込んでいた

問題の答えは出ないが、

その問題は消え、

なんでもない汚れのない心地よさが、

体の中から芽を出し始める。

絶対考えても及びもつかない、

いくら知識を使っても気付かない芽。

この芽を育ててみよう。

考えもしない大きなりっぱな木になるだろう。



2020年12月4日金曜日

[7281] 時代

 ●時代

ゆーつーばー・いんすたぐらまー・ちゅったー・ころなかー‥‥

もうワシの時代じゃないね!

いい加減に暮らそう!

歯痛いし。

てか、いつワシの時代だったの?



2020年12月3日木曜日

[7280] 体力

●体力


昨日は木材を運んで、

これからは薪割りで

体力作りの日々だ!

と言ったけど、ダメでした。

昨日の木運びでヘトヘト。

体力を作る体力がない。



2020年12月2日水曜日

[7279] 世迷い事

 ●世迷い事

もう薪割りは終わったと思っていた。

しかし木材の情報が入った。

雪もまだだし、

軽トラでもらいにゆく。

電気も灯油もいいけど、

やはり薪は火になるまでの工程で

存分に汗をかくのでいい。

汗と一緒に

いろんな世迷い事が

流れ消え失せる。

しばらく体力作りの日々になりそう。



2020年12月1日火曜日

[7278] 雪囲い

 ●雪囲い

毎日少しずつ

冬支度をしている。

コロナのせいか

のんびりしていて

ちょうどいいリズムだ。

今日は玄関側の雪囲い。



2020年11月30日月曜日

[7277]  画竜点睛

 ●画竜点睛

三日ほど前の夜

風呂から上り

庭に出て

空を見たら

目の前の山から

高く登る

龍のような形の雲があった。

そこに、ほぼ丸くなった月がやってきて、

龍の手に収まり、

すぐに離れ、上り

龍の目にハマった。

お! 画竜点睛じゃ!

そのまま月は龍を離れ登っていった。

ふと思った。

龍の絵では

龍が玉を持っているけど、

あの玉って月だね!

縁起がいい風景じゃ。

その前日、”完全な『わ』”の論考の

『お終い』の項をまとめたせいかしら。

とりあえず”完全な『わ』”が

龍のように登ってゆくだろうと

思うことにした。

写真:龍の撮影の余裕はなかったので、この写真で。