朝、窓を開け、東京の下町を眺め回す。この部屋は三階、下界は今日も晴れて心地良さそうだ。ヤマボウシの花を見ながら、二日間の個展で会った老若男女のことを思い浮かべ、こんなことが過った。
安定などない、心配が無くなることもないと。ならば冒険しようぜ。気休めの面白くもない安定や安心に生活を捕われることはない。
今回のテーマ『道化』の『化』は、イコール『無常』なんだと思う。
たぶんこのテーマが僕にとって心地良いのは、精神には常がなく流れる水のようなものだということを伝えたいのだろう。流れる水は誰にも止められない、自分にだって、だ。
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