2014年7月16日水曜日

[4949] 超絶技巧

雨降り。
 毎日のことだけど、朝起きたら、各窓のブラインドをあげながら住居側からアトリエへ向かう。そのまま植物に水をあげながら戻って来て、歯を磨くのだが、最近はアトリエの壁に貼ってある描きかけの絵を見てしまい、そのまま絵描きをしてしまう。粘土でこういうことはほとんどない。だいたい描くものはおおよそ決めているのだが、一枚の絵の中で形も色もしょっちゅう変わる。描くものさえ最後までままならない。筆さばきも上手い下手はあんまし興味がないので雑で適当でいい加減。だから微妙な変化が表れ、思いもよらないいい感じになったり、逆にマズくなったりするから喜びもがっかり感も多い。毎日完成して毎度不完全。
 この絵は猫舌を描いていたつもりだったが、長舌になり、超舌になり、超絶技巧になり、気分は上手さを克服してしまった。かなりの快感。さて次は何を超えようかなぁ〜

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