2014年7月23日水曜日

[4956] 性質

絵を描いていて思う。絵のタッチというか癖というか、僕らしさなんだろうけど、二十代の頃とまったく変わっていない。どっからどう見ても自分なのだ。今の絵が二十代の頃と変わりないのだから、たぶん三歳のいたずら書きからずっと変わっていないのだろう。年期や努力によって表面上は多少上手くなったりしているんだろうけど、顔や声とかと同じで本質は変わらないんだろうね。
 目の前の猫だって、性格性質は生まれた時からずっと変わりない。ピニャモだけは赤子の頃は酷いビビリで人が近づくこともままならなかったが、こうも人懐っこくなろうとは。環境が居心地良ければ本質が捻れ腐ることなく、ちゃんと育ち花咲くということだろうか。僕の絵も花咲きつつあるような予感がします。

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