一昨日のSNSスケベな絵に対する糞オヤジの怒り罵り事件でなんとなく考えてみた。スケベ問題は村西とおるさんに任せて、僕が気掛かりなのは怒りや罵りだ。
怒りや罵りなどでは何も解決しない。相手を煽るだけで説得などできない。ケンカ、遂には戦争となる。もともとは敵でなかったのに煽る事によって敵となる。敵を倒す事が目的となり、それを快楽とするから、裏では不快で不幸な世界が出てくる。単なる閉鎖的なオリの中での自己満足だ。
まあその怒りの原因は外の敵にあるわけでなく、実は内にある個人的な不足感だ。つまりは劣等意識だ‥‥劣等などというものはもともと無いのに。
ワシも怒りっぽいので、ときどき思い出すようにしている宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の一説、「慾ハナク決シテ瞋ラズイツモシヅカニワラッテヰル」が好きだ。「決シテ」だもん、スゴイ!
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