2016年8月4日木曜日

[5699] ドローイング

戦争やテロ、ヘイトだのと、人々は安心の住処を失い、不安や恐れを政治に託す。
 ふと、女性をドローイングしたくなった(気にいった子ね)。一緒に宇宙旅行したい。昔、女性を描いていたとき、その密室の部屋はどこまでも真っ暗な宇宙を永遠に旅する宇宙船に思えた。社会から遠く離れていたのだ。でもそれは現実逃避ではなく、不安などのない『今』をしっかり歩んでいる感覚だった。なぜなら生きている線や詩が秒単位で内面を流れるのだ。欲、熱、愛、情、知、術などアラユルコトがうねり、目の前の紙に表現される。上手い下手は二の次だ。
(小説『自由自在堂』のヌード素描の章を読んでね)
 まあ、今のところ女性代わりに猫だけど、それも金玉小僧のチョコビッチかいな!


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