2018年9月9日日曜日

[6465] あれあれ

あれあれ
 僕の中には『オレ』と『私』がいて、『オレ』は制作している者で、『私』はディレクターとか支配とか仕切っている者だ。『オレ』のペリペリや凹凹は『私』に「あれ?あれ?あれ?」とサプライズや感動を与え、瞬間、支配がなくなり、同時に僕の中の葛藤がなくなり、そこに思わぬ広大な空間が出現する。
 今日は焼きあがったオブジェの絵付け。
 身体に上記の感覚が身についたのか、写真の絵付けができた。
 これは『私』である支配者が推し進める完成への目的を、『オレ』は一瞬一瞬裏切り、サプライズと感動を『私』と『オレ』と僕に与える。このようなことをするのは、完成への目的である『未来』に『今』が食われないためだ。『今』が食われたら人は迷うだろう。
 この絵付けを『あれあれ』と名付けた。

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