●空の雲
知人の次男坊は三つか四つ。
ワシを見て「ハゲ」と言って絡んできた。
びっくり、こんな幼い子がほぼ初対面のワシに。
どこでこんなからかい茶化しの技術を身につけるのだろう?
さて人は無限からこの世界に生まれ出てくるんだと思う。
広大な青空にポッカリ浮かび現れた白い雲のようなものだ。
空の成分の濃い部分が雲だ。
サラサラ爽やかな雲だったり、黒い雨模様の雲だったり、
嵐の前触れだったりと雰囲気も内容も
音も意味も感情も何もかも同じ雲はない。
この子の空模様はからかい茶化雲だったのだろう。
人は自分を雲だけと思い込み空全体であることを忘れる。
だから雷ゴロゴロ雨ザーザー
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