2015年4月7日火曜日

[5214] 先生

小説『自由自在堂』の書評。
「小説まじで面白く読んでます。各章ともおもしろいけど、花見の話し好きだな。芹沢くんカッコいいね。漱石の『それから』っぽい雰囲気も感じる。自分を『自由』に向かって解放する試み、いやはや、楽しい」と高校の国語の先生に言われた。生まれてこのかた国語の先生に褒められたことなんてないし、夏目漱石を意識なんてしてないのに、尊敬する漱石さんが出てくるなんて、嬉しいではないか。
 ところでこの先生、インドを半年かけて自転車で横断、その後チェニジアに2年、その後カンボジアに3年も住んだ経験を持ち、英語とフランス語が喋れる国際派なのに、国語の先生なんだ。だから少々イカレているかもね。
 写真はこの先生モデルの天上天下唯我独尊ポーズ。4/8はお釈迦さんの誕生日の花祭りだよ。

2015年4月6日月曜日

[5213] 不自由

自分の小説『自由自在堂』を読んでいて思う。
活字になると自分が書いたものでない感じがする。
どこか遠くに住んでいて、自分とずいぶん近しい感覚を持つ人の小説を読んでいるような。
読んでいて、タイトルにあるように、これで自分も自由になれるような気がした。
そうそう、では他人を汚い言葉で罵ったり、怒って人を寄せ付けなくしたり、妄想で悪魔が来ると怯えたりと自分の心の世界を二分して狭くしている人、それは不自由だ。
不自由な心で考えた思考もやはり不自由だ。
この本を読んで、少しでも『自由』を垣間見てくださいな。
(目を覚ましてくれればいいんだけどなぁ〜)

2015年4月5日日曜日

[5212] にゃおん精舎

まったく頑固で職人気質の植木屋さんが、ここにはシャラノキはダメだと言う。理由を聞いて、なるほどと納得して、植木屋さんの勧めるカツラにしたが、やっぱり庭のあそこにカツラは似合わない。ワシ、ハゲだけどカツラはダメだ。やっぱりシャラノキだ!
 そこでトイレで考えた。人間はビルの屋上にだって木を植えるし、砂漠にだって植えようとする。ここに植えられないわけがない。ハッと閃いた!
 忙しいけど、暖かくなったら庭木の移植が大変。しょうがない、植木屋さんに来てもらって、頑固者には言葉が通じないのでドキドキしながら、ワシのアイデアをイラストにして勇気を持って見せた。どうだ! 植木屋さんは言った。「もっといい方法があるよ」だって。先に言えよなぁ。少々金がかかりそうだが、大好きな庭に好きな風景を作るのにケチってどうする。ワシはここに『にゃおん精舎』を作るのだ!

2015年4月4日土曜日

[5211] 結婚

個展前で心が亡くなっているところへ「私たちをくっ付けた張本人があなただから結婚届の証人欄に名前を書け」と二人がやってきた。イヤだと言ったら『自由自在堂』を買うと言うので、それならと仕方なしに書いた。
「庭に立っている杭はなんですか?」と聞くので、木を植えて庭改造だ。「え! パーティができなくなるの?」と。去年までは賑やか騒ぐのが好きだったが、急に醒めたのだ。これはずいぶん前にも経験したことがある感覚だ。二十年以上前のバブルの後だ。つまり今年はバブル後なのだ。泡になる前に弾けちゃったのかも。賑やかだったあの頃は過ぎ、これからは夫婦水入らずで木陰でのんびり美味いワインでも飲める日本になるわけだよ。よければ庭の木陰でその本読みながら子作りしてもええよ。

2015年4月3日金曜日

[5210] 英会話

ワシこう見えても世界20各国以上もバカな旅をしてきたし、NYには半年も暮らしていた。それなのにだ。昔、外国で「hot coffee」を頼んだらホットドッグがでてきたし、この間は上海への飛行機で「water」が通じなかった。ワシは国外で水もコーヒーも飲めないのか。そして三日ほど前、家にフランス人が来たのに、まったく何も喋れかった! これはもはやトラウマもしくはウマシカかもしれない。まさかこの自分のコンプレックスを棚に上げて、富士山ジャパンは偉いなんて思い込み、他国の悪口言うのはそれこそ大和魂に恥じる。それにもし万が一だ、『自由自在堂』がノーベル文学賞とったらスピーチができないではないか!
そこで一念発起、英会話教室に通うことにしました。
英語ペラペラなるぞーー
SS「薄っペラペラっすか」

2015年4月2日木曜日

[5209] シャラノキ

この間、酒屋さんにとても木肌が美しく気になる木があったので種を貰ってきた。
 ナツツバキだった。
 昔、ヒメシャラが好きになり、屋久島では屋久杉に混じって林立するヒメシャラをたくさん見た。庭に植えようと思ったが、なぜかいつも実現しなかった。このナツツバキとはヒメシャラより花が大きいシャラノキのことで、シャラとは、あの平家物語の沙羅双樹のこと。朝に花咲いて夕方には散ってしまう一日花。調べたら釈迦が亡くなったところにあった木らしい。庭に7本追加することにした。
『祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 奢れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し 猛き人もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ』  
 無常っす。

2015年4月1日水曜日

[5208] Brahnyan

個展案内、タイトルは『Brahnyan:ブラフニャン』
 古代インド哲学では宇宙の根本原理のことをブラフマンといい、自分の最も内側、個の中心をアートマンという。このアートマンとブラフマンが同一であることを知る。これが至福に到達する道なのだ。極みっすね。そこで今回の個展は『ブラフニャン』としました。
北鎌倉古民家ミュージアム1F
神奈川県鎌倉市山ノ内392-1
(北鎌倉駅東口徒歩二分)
4月11日 (土)~5月18日 (月) 9:30~17:00
(4/11日、12日,  5/4日、5日、6日、いる予定)

問合せ先:0467-25-5641
美術館ですので入館料:一般500円/中高生300円/小学生200円

◆大作『鎌倉阿弥陀仏猫』を展示します。