うちの古株の男共は人前でも憚らずぬくぬくと抱き合って寝る。思い起こせば数年前、白い方の猫が近所の犬かぶれから迷子猫を貰ってくれと言われ、貰う。貰ったは良いものの犬みたいにでかいのでポチ君という名前にした。性格は何か隠している二面性がある。例えば僕らの前では良い子の振る舞いなのに、裏でタバコ吸って僕らの悪口言っているような。黒い方の猫はあの夏目漱石の『吾輩は猫である』の子孫で、イゴ。ポチ君の1年半後にまだちゃんと歩けない生まれたての子猫でやって来た。当時うちには二匹のメス猫がいたので、彼女らがイゴを育てるかと思い気や無視。そんとき手を挙げたのがポチ君だ。SSはポチ君がイゴのうんこやシッコを食べ飲み、出ない乳を飲ませているのを見てポチ株を上げた。ワシは裏に回ってイゴを食べるんじゃないかと疑っていたので、留守のときは別々にした。甲斐あって上手く育ったが、写真のようにホモになってしまった。
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