昨日の酒を抜くために露天温泉へ。最上川を船が通る。
水はいたるとこにあり、留まることなく流れている。人だって、この川の水を升で掬って飲んで生きているようなもんだ。つまり流れている水を器で掬って身体の中に入れる。身体の中を水は流れ、出て、大地や空中や川に還る。
抽象的だが、僕は猫という器で水を掬って誰かに水を運ぶ事を生業としているようなもの。みんなそれぞれ自分の器を持って、水を循環させることで生きているんだと思う。この水は全てを生かしている。動植物も水が必要だ。電気を作ってくれているのはウランでも火でもない、水蒸気という水だ。原発の放射能を遮ってくれるのも水だ。この地球は水の惑星とも言われる。この水を汚しちゃいけないだろう。
フムフムなるほど、とか思いながら、酒抜きに来た筈なのに、昼から風呂上がりにビール水を飲んでしまった。
写真は碁点温泉露天風呂一周年記念花火。
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