ここ最近お客が多かったので、心が忙しなくなっているようだ。
寂静を身体に入れに、紅葉の季節でもあるので、山に出かける。二十代は紅葉など見えなかった。見えても表面の色彩ぐらいだった。ワシの紅葉の最高の感動は40歳ぐらいの時で、身体の奥深くで紅葉とシンクロした。自分でも驚くほど紅葉と一体化した。自分が紅葉なのか、紅葉が自分なのかの境界がなくなるような感動を得て、庭にいろんな紅葉の木を植えまくった。
今はあの時の感動をただ追いかけていることが多い。それでは唯見たってだけでツマラナイ。そこで目を閉じ、精神統一し、大きく息を吸い、吐く。すると思い出や未来への願望などを吐いてしまって純粋を吸うのか、目の前の今、その紅葉と一体化する。
さて念願の湧き水好きがここのはすごいと絶賛する水を汲んで持ち帰り、コーヒーを飲む。まろやかっす。
0 件のコメント:
コメントを投稿