亡くなられた猫を制作して欲しいとお客さんが尋ねて来られた。
彼女は50半ば、なんと今年、歌手に目覚め、いろんなステージで歌い始めたらしい。すごいなぁ。ワシもこの歳で小説書いたので、そのマンネリ化した日常のステップアップをやる人の苦労や勇気などが理解できる。いろんな人が他人に頼らず自分の殻を破って欲しいと思う。なぜならワシは小説を書いたおかげで、本を一冊書いたというだけでなく、『もりわじん書店』というこれまで考えもしなかった世間に出る妙なパフォーマンスもできた。引き蘢りだった自分が一回り大きくなったような、気力も出てきて可能性が広がり、今までこうだと思っていた思考も小ちゃい小ちゃいと吹っ飛んでしまい、ものすごい心地良さを感じているのだ。
自分への結論はまだまだ出さない方がいい、まだ何一つ終わったわけじゃないから。
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