今日は天童木工で『庶民派もりわじんの青空書店』。
他のブースはパン屋さんやクレープ屋さんなど飲食関係が多い。お客さんは本屋などにそれほど興味はないからスルーして飲食屋さんへ行くのは当然だ。だからワシのところは穏やかで日差しも射してゆったりしている。
こんなところにもたまにお客さんがやって来る。このようなマルシェでマジに本屋に近づいて来るお客さんは性格的にもナイーブな人だと思う。少々孤独好きで籠って何かを熟考するタイプって感じだ。歩いている人を見ているとあの子もそうだ、あの人もそうだと解る。彼や彼女がなにげに小説『自由自在堂』が目に入り、おぉっ! と己の空想癖に新しい火が点けば、そりゃあ嬉しい。
そんなお客さん数人に今日は巡り会えた。
家に持ち帰り、忙しい時間の隙間を見つけて、自分の内部にもあるだろう広大無辺な創造世界を旅してほしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿