2013年10月17日木曜日

[4277] 輪廻転生2

衣替えです。廃校した小学校で手に入れた階段を部屋に入れ、外の植木などを置く。背を伸ばし庭を見、山を見、空を見、宇宙の彼方をボーッと眺める。
 都会にいる頃、故郷を懐かしく思った。宇宙の彼方に思いを馳せていると、何故かその懐かしい思いと似ている気がする。僕の内部には太古の彼方から進化した全てが含まれている。その太古の彼方に思い馳せて感じる感覚とも似ている。彼方同士が共鳴しているようだ。いやいや、大脳皮質が壁になって邪魔しているだけで、太古の彼方と宇宙の彼方は同じものなんだと思う。太古の彼方から宇宙の彼方という大空間に僕らは存在しているのに、ちっぽけな人間社会のいざこざしか見えないのだろう。人間の目を閉じ、寝返りでも打てば、まるで違った風景が見えるのだと思う。それが輪廻転生かも。暫くは人間でいいけど、もう少し広い心でものを見ようと思う。
 写真は右端の『金魚の木』のアップ。彼女は金魚だったことが忘れられないのかもしれない。

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