設備や灯油や果樹など経営している弟がラ・フランスを持ってやって来て「最近心が荒んで、悪人が少し心に入ってきているんだ」と面白い興味深いことを言う。
聞くところによると、自分は善人で困った人を助けたいと、東に水道の水漏れすると聞けば夜中でも行って直してやり、南に灯油がなくて寒いと聞けば大雪の中でも行って暖かくしてやり、西に……、なのに最近はハウスメーカーの家を建て、設備の仕事は大きい所に全任せ。あんなにつくしてやったのに(この恩を売る所が偽善ポイけどね)。
ところでワシは悪人?「半分半分かな」。では長男は?「年寄りには善人だけど、不動産とか政治家になるようなヤツは悪党だ」。では親父は?「善悪へったくれもない任侠だ」。なるほど、昔、親父に、生まれ変わったら何になりたいと聞いたら、即答で「ヤクザ」と答えたもんな。
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