温泉の帰りに近所の山奥にある『樽石大学』で文化祭があるというので寄ってみた。
この大学は今から二十数年前に『生涯学習』という精神をモットーに、樽石という村の村人たちが集まって作った『卒業のない学校』なのだ。実に面白い発想だ。
村人の手でログハウス風学校まで建てて、宿泊施設まであって自然からいろんなことを学ぶ。文化祭には村の家々からの貴重な宝物(変なもん)が集められていた。感動したのは江戸のオカマと女がHしている見事な春画。初めて見た。それからワシが好きな日本画家小松均の最上川の絵だった。あと面白かったのは、畳一枚ぐらいあるドでかい白菜の絵。そう思ったものが、実は上から見たこの樽石村の絵だった。
写真の左の手は学校を建てた男の手で、右の手は裏で支えた奥さんの手。実際は厚みもあるので、すごいでかい手だよ! 謙虚な人なので何も言わなかったが、絶対クマと闘って勝って、バクバクむしゃむしゃ食ったことがあると思う。
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