とうとうこの社会の不自由が明確になった
こんな時代だからこそ小説『自由自在堂』を書いたのだろう
さてといつにも増して身を守らねばならない
でも守ってばかりいても自由じゃない
反対ばかりしていても自由じゃない
まさか賛成しては自由じゃない
迷ってばかりいても自由じゃない
怯えてばかりいても自由じゃない
ヤケになっても自由じゃない
ぼくは ぼくのタマシイが
青く広がる おおぞらで
透き通る かぜとなりたや
はつなつの かぜとなりたや
かのひとの まえにはだかり
かのひとの うしろよりふく
はつなつの はつなつの
かぜとなりたや [+川上澄生の詩]
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