着いた時には10店舗並ぶいろんなカレー屋さんが、ほぼ売れ切れ状態。ドヒャーーン! 腹減った。それでも鍋の底に残っているカレーをこするように分けてもらい、まあなんとなく腹は満たされた。
ややのんびりしていると女性に声をかけられた。
お~~、去年、うちの庭でカマクラ作りの時に来た二十代半ばの娘さん達だ。彼女らは長崎、横浜、群馬出身で山形で働いている。
話しているうちに小説『自由自在堂』の話になり、是非読みたいと、う、うっ、嬉しい。彼女らは読むのが楽しみと言い、ワシは感想を聞くのが楽しみ。なんか恋愛の相互快楽と似ている。楽しめる文化とはそもそもこういう小さいやり取りの中にあるのかもしれないと思った。
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