2015年11月23日月曜日

[5444] 寂しさ


今日は除雪車用の杭立て。
 雪が降ればどこもかしこも真っ白になって道が雪に埋まり距離感さえ不確かになる。それでは除雪車が通れない。そこで道の脇に等間隔にピンクのリボンのついた杭を立てる。去年のピンクリボンの色が褪せているので、今回新たに濃いピンクのリボンを付け加えた。来年はネパールのタルチョーのようにブルーとか黄色とかカラフルなリボンも付けたい。
 それか青森の恐山の風車ってがいいかもな。寒々として寂しすぎるか!
 経験上、冬の寂しい時にはごっつい寂しいのがしみじみして心地良い。反って南の島や賑やかな都会に行って帰ってくると酷く辛くなる。
『なんべんさびしくないと云ったとこで
 またさびしくなるのはきまっている
 けれどもここはこれでいいのだ
 すべてさびしさとかなしさとを焚いて
 人は透明な軌道をすすむ』 by 宮沢賢治

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