2014年2月14日金曜日

[4397] 言霊

5月の個展に出す『ワガジン3』の本の内容を検討。2000年に出版した『おみくじ猫百覧会』のリメイク版を出そうと思うのだ。
 この本は1999年7の月に空から降ってきた言葉を書いて、それを立体作品にしたものだ。この頃『ノストラダムスの大予言』がポシャりそうだったので、新しい二十一世紀のバイブルとして降ってきたのかもしれない。そう思うことにした。
 その後、大手出版社の小学館から声がかかった。これで金と名声が手に入って都心に猫ビルが建つ筈だったが、大手とはそりが合わず、金と名声の代わりに自由な時空間が手に入り、大自然に猫ハウスが建ってしまったのだ。
 久しぶりに全部読んだけど、我ながらいい言葉だ。まあ天から降ってきた言葉だからワシのじゃないんだろうけど。いい言葉っていうのはなかなか記憶にできないから生きている言霊なのかもしれないと思ったさ。

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