『雨にまけるわけがない』個展の片付けを終えた。
少し小雨、帰りの新幹線の中、雨繋がりでこんな句を思い出した。
『雨にけふる神島を見て 紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ』
南方熊楠はいい。かなり尊敬できる人だ。この句は植物研究熱心だった昭和天皇が詠んだもので、とんでもない句なんだ。天皇が自分の句に一般国民の名前を入れるなんて、もはやパン句! よほど心動かされたのだろう。
ところで南方熊楠は粘菌で素晴らしい思想を表現した。ちなみに今楽しく読んでいるファーブルはハエやハチなどでの昆虫で世界を表現した。ワシは猫で表現している。
宮沢賢治の次は南方熊楠かな。
いつか何らかの形で提出できたら嬉しいな。
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