昨日は中学校時代の同級生がやって来て、今日は高校時代の同級生がやってきた。
最初、昔話や思い出話し。懐かしく楽しめるが、その後、もう昔話に興味がなくなる。たぶん意識が停滞するのがイヤなのだろう。だって、ワシ、去年は自伝的小説を書いたし、今年は文画集『雨にまけるわけがない』を出した。少しずつだけど前に進んでいる。もはやワシの昔と今はサルと人間ぐらい違う。
ところで同級生達ももうすぐ還暦だ。ワシの興味は今、貧乏か裕福か、バカかリコウかではない。そんなのはもう思い出話しと同じくつまらない。それではなく「これから」だ。ワシが父親の年齢まで生きるなら、これから20年以上はある。いったいこれから何をするのだろう? ゼロから達成できるくらいの長い時間がある。完全に変化できる時間でもある。もっと先に進める時間でもある。
『自分は未来、確実に古くなってゆく。鏡を見れば一目瞭然だ。だったら尚のこと新しくなってゆく自分を見たいものだ』
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