●二重螺旋
いかにここに居てここに居ないかが重要だ。
『ここに居る』とは自分が主体であって、社会や国や地球、大宇宙まで含むような主体。だから超主体だ。気にして欲しい、ちやほやして欲しい、エゴイストで傲慢、オレオレオレ。
『ここに居ない』とは自分が客体だ。とことん見当たらない。ホコリやチリ、無に等しいくらいの自分。だから超客体だ。恐れ入ります、感謝します。自然に溶け込んでいて、私は風、空気、ナイナイナイ。
人はこれら二つの自分が大きな全体のうねりの中を進んでいるように感じる。まるで意識にも二重螺旋構造があるよう。呼吸や潮の満干、微細で巨大。
今、撲は『猫かぶり』と『オレかぶり』との二重螺旋で絡み合いうねりながら荒波を超えて進んでいる、楽しく。
(写真は世界初のスノーサーフィンチューブライディング)
0 件のコメント:
コメントを投稿