2017年1月13日金曜日

[5861] 大海原

ここ最近、絵日記の内容が理論めいているのは、夏の個展に向けて描いている絵の技術も表現もずいぶん向上しているので、言葉がその感性に追いつこうと遊んでいるんだと思う。
 今までの作品は大衆芸術とかポップとか言われる部類だったのに、今は一人大海原を航海でもしているような気分の作品なのだ。目の前は初めての海、危険だし楽しいし一秒一秒が未知の興奮、広がる風景を言葉で確かめ、ここの岩礁を避けてとか、嵐の用心とか、間違いのないように舵を取らねばならない。どこへゆくかは定かでないが、いろいろと新発見があるのは確かだ。

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