今朝は昨日にも増してすごい雪だ。天気予報では明日まで続くらしい。
昨日の夜22時頃、防寒具フル装備で懐中電灯を持って近隣を眺めに行く。この時間になると、田舎だから外を通る人は一人もいない。一軒一軒眺めて歩く。結構開いている小屋や駐車場がある。これなら凍え死ぬことはないだろう。少し安心した。小屋の中に向って名前を呼んで、エサをカラカラ鳴らし、長い棒でジャラしたりしてチョコを誘うがしんしんと雪の音だけ。
猫の足跡を見つけたので追跡する。大雪が降っているが猫の通った足跡に降り積もった雪が少し窪むので、足跡ということが解るのだ。タヌキの足跡は猫より少し大きい。辿っていったらビニールハウスの横を通って、いきなり足跡が消えた。見るとハウスの横に穴が開いていた。ハウスの入り口を開けてみる。中で物音がした。なんと、またもやチャチャだった。ガクッ。
僕らは結果や答えを求めたがる。しかし本当はそんなもの解らない。解らないのが未来だ。その解らなさに不安を抱き、先を越して知ろうとすれば、誑かされる。今将にそれを知っているチャチャに化かされ、いつも先を越される。チャチャは『不思議の国のアリス』に出てくるあのチェシァ猫?
アリス「どの道を行けばいいの?」
チェシャ猫「どこにいきたいかによるさ?」
アリス「どこに行きたいかわからない」
チェシャ猫「ならどうでもいい。どこにいきたいかわからないなら、どの道だってそこに着くさ」
チェシァ猫よ、チョコビッチのところにいく道を教えてくれー、頼む。
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